中国の冷凍餃子でメタミドホスという使用が禁止されている殺虫剤が検出され大問題になっている。
化学殺虫剤は4600種にもあるなか、微生物を応用した殺虫剤が開発され、安全性の高い製品に期待がかかっています。
この微生物は害虫に寄生し、表皮を貫通して体内に入って増殖し死滅させるおですが、なんかエーリアンみたいで怖い感じもしますね。
(2008年2月23日(土)08:36 gooニュースより)
中国製食品に殺虫剤成分が混入した事件で化学殺虫剤に対する関心が高まるなか、出光興産は自然界に存在する微生物を使った「微生物殺虫剤」事業に本格参入することを決めた。
これまでも果樹の害虫対策向けにカビの一種を用いた製品を販売してきたが、4月以降、野菜の害虫対策用を投入して「微生物殺虫剤事業」を本格展開する。野菜用の発売はアリスタライフサイエンス(東京都中央区)に続き2社目。安全な微生物殺虫剤の品ぞろえを強化し、代替需要の取り込みを狙う。
微生物殺虫剤は製剤化した微生物を使う農薬。微生物が害虫に寄生し、表皮を貫通して体内に入って増殖、死滅させる。
出光が4月以降発売するのはトマト栽培時に発生する微小昆虫などを駆除するための殺虫剤。「コナジラミ」と呼ばれるトマトの着色異常を招く害虫に使う。コナジラミはハウス栽培だと年中発生し、その駆除に化学殺虫剤を大量に散布する必要があったが、微生物殺虫剤の併用で化学農薬の使用量を大幅に減らせるという。
出光はさらに、害虫が特定の色に集まる習性を利用して捕獲する「誘引捕殺(ほさつ)粘着シート」も発売する。同シートは特定の色に集まった害虫を粘着シートで捕獲、駆除でき、これも化学殺虫剤の削減効果が期待できるという。
出光は昭和42年から微生物農薬の基礎研究に着手。製品は平成11年に販売し、これまでに野菜や果物、稲が病原菌に感染するのを防ぐ微生物殺菌剤など7種類を品ぞろえした。ただ、化学農薬は現在使われているだけでも4600種類にのぼるだけに、対抗上、微生物を使った殺菌剤に加え、殺虫剤分野の強化も欠かせないと判断。トマト向け害虫駆除、粘着シートなどの品ぞろえを増やすことにした。
出光によれば国内の農薬市場は化学農薬が約3600億円、微生物農薬は約30億円。しかし、近年の食の安全への関心の高まりなどから「平成27年には100億円まで膨らむ」と予測。出光は品ぞろえの充実などを通じて微生物農薬のシェア50%維持を狙う。
安全な微生物応用殺虫剤 出光が野菜用参入 郵政民営化で郵便事業の変わるところ
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